Azure バックアップ3兄弟

DR対策は費用がかかる、システムも複雑。
Azureなら解決できます!
DR対策をAzureで始めてみませんか?

1. Azure Backup

サーバー1台から始められる
簡単・シンプルなクラウドバックアップ

サーバー1台から始められる簡単・シンプルなクラウドバックアップ
  1. 1.サーバー1台から始められます
  2. 2.400GBのサーバーで月額約$20
  3. 3.ハードウェアの用意も不要
  1. 4.VPN接続/専用線不要
  2. 5.1日1回クラウドへのデータ転送
  3. 6.ファイル単位の復旧も可能

なぜバックアップが必要なのか?

例えば・・・

  • 設定を変更したところOSが起動しなくなった
  • 誤って重要なファイルを消してしまった
  • アプリのバグによりデータベースのデータが破損してしまった

このような事態は
いつ発生してもおかしくない!

「定期的に」バックアップを
取得しておくことが重要!

Azure Backupで、バックアップができるもの

Azure Backupで、バックアップができるもの

Azure Backupの機能

ストレージ管理の自動化

ハードウェアとしてのストレージを管理する必要はありません。
Azureが自動で管理します。

容量無制限

容量が無制限なのでディスクを増設する必要がありません。

複数のストレージオプション

1つのリージョンで保存するLRS(3重化)または2つのリージョンに保存するGRS(6重化)が選択できます。

データ転送量無料

Azureへのデータ転送量とデータ復元の際の転送量、共に無料です。

データの暗号化

バックアップデータは暗号化することができます。バックアップデータから情報漏洩することを防ぎます。

増分バックアップ対応

保存データは、圧縮して保存します。またバイナリレベルで変更があった分だけの増分バックアップに対応しています。

長期保存

9,999世代分の長期保存に対応しています。頻度は1日最大3回、日次、週次のバックアップが可能です。(日次1回バックアップの場合約27年)

整合性バックアップ

SQL Server、SharePoint、
Exchangeのアプリケーションレベルのバックアップに対応しています。

参考費用クラウドへのデータ保護

※料金は、2022年3月時点の東日本リージョン価格となります。

たとえば

バックアップ対象のオンプレミスサーバー1台(400GB)を
AzureストレージLRSにバックアップした場合の費用

月額費用
バックアップ保持期間 ・・・・・・・ 7日
増分バックアップデータ ・・・・・・ 12GB/日
毎月の平均バックアップデータ ・・・ 484GB
① インスタンスごとの料金(1台)
$10.00
② 使用したストレージ料金(484GB)
$10.84
合計:$20.84
インスタンスサイズAzureバックアップ月額費用LRSGRS
50GB以下 $5/月 $0.0224/GB
×
使用容量
(GB)
$0.04484/GB
×
使用容量
(GB)
50~500GB以下 $10/月
500GB以上 500GBごとに $10/月

※LRS:リージョン内で3重化 GRS:東西リージョンで6重化

2. Azure Site Recovery

クラウド上のバックアップデータを
利用してシステムを即時復旧

クラウド上のバックアップデータを利用してシステムを即時復旧
  1. 1.管理画面から容易に
    フェイルオーバー(切替え)が可
  2. 2.更新分を都度非同期コピー
    復旧ポイント/復活時間が最小
  3. 3.中継サーバーが必要
  1. 4.VPN接続/専用線が必要
  2. 5.この仕組みを利用すれば、
    容易にAzureへの移行が可能

なぜ災害対策が必要なのか?

例えば・・・

  • 堅牢なAzureデータセンターであっても、大規模災害により稼働停止する可能性はゼロとは言えない。
  • 災害の規模や状況によって、稼働再開までに時間がかかる可能性も。

このような事態は
いつ発生してもおかしくない!

必要最低限の業務だけでも
早めに再開したい

利用者にサービス提供を継続したい

Azure Site Recovery(ASR)の利用形態

オンプレミスから
オンプレミスへ
オンプレミスから
Azureへ
Azureから
Azureへ

復旧計画を作成し、
災害発生時のフェイルオーバー、
復旧時のフェイルバックを実行できる

通常時
災害発生
災害復旧

参考費用(クラウド上でシステム復旧)

※料金は、2022年3月時点の東日本リージョン価格となります。

たとえば

バックアップ対象のサーバー1台(対象ディスクサイズ500GB)を
Azure Storageにバックアップする場合の費用

月額費用
① インスタンスごとの料金(1台) 
Azureへの復旧
$25.00
② 使用したストレージ料金(512GB)
Standard ManagedDisk
$21.76
合計:$46.76

※フェールオーバーした際はAzure仮想マシン費用が別途発生いたします。

(参考)Azure BackupとAzure Site Recovery

概念Azure BackupAzure Site Recovery
目標復旧ポイント(RPO) ソリューションにより異なる
  • 仮想マシンの場合、1日
  • データベースの場合、15分
数秒から数分
目標復旧時間(RTO) RPOに比例して増加 数分
復旧先 同じリージョン
  • ILR をサポート
ペアリージョン
  • 別リージョン
ペアリージョン
  • 別リージョン
データの保持期間 既定は30日
(最大99年までアーカイブ可能)
数時間から72時間

3. Azure File Sync

オンプレミスのファイルサーバーの
運用はそのままに、追加機器なしで
クラウドへのレプリケーションを
実現するサービスです。

OneDriveやGoogle Driveでの
ファイル同期のようなイメージです。
従来のファイルサーバーの運用や
バックアップの課題を解決できるソリューションです。

一般的な利用イメージ

全損時やリプレイス時のイメージ

特徴内容ポイント
ファイルレプリケーション エージェントをインストールしたWindowsサーバーとAzureサービス「Azure Files」でフォルダデータを同期
  • 対象サーバー設定はエージェントインストールのみ
  • クラウド上にデータを保持
  • 複数Windowsサーバーでも同期可
簡易なリストア操作 Azure Filesとのデータ同期をかけるのみのシンプルなリストア手順 同期対象に含めるだけでOK
(同期処理による自動リストア) 
クラウド階層化
(キャッシュサーバー化)
アクセス頻度が低いデータはAzureのみに保存し、Windowsサーバーはメタデータのみを保存
※メタデータ:ファイルリンク情報
  • Windowsサーバー側の必要ディスク量を節約
  • リストア時にダウンロード容量を減らし、高速なリストアを実現

オペレーティングシステムの要件

※Azure File Syncは、次のバージョンのWindows Serverでサポートされています。

VersionサポートされているSKUサポートされている
デプロイオプション
Windows Server 2019 Datacenter、Standard、および IoT 完全およびコア
Windows Server 2016 Datacenter、Standard、および Storage Server 完全およびコア
Windows Server 2012 R2 Datacenter、Standard、および Storage Server 完全およびコア

参考費用(サービス月額利用料例)

2台のWindowsサーバー(2TB)をAzure File SyncでAzure Filesに同期する場合

価格算出の
ポイント
1ファイルサーバー ・・・・
同期対象のWindows サーバー台数
2Azure Filesディスク ・・
Azure Filesで使用する ディスク容量
3送信データ ・・・・・・・・・
Windowsサーバーに ダウンロードされるデータ容量
課金要素月額料金備考
同期サーバー $7.25 × 2 = $7.25 ストレージ同期サービスにつき
1台の同期サーバーは無料です
Azure Files $0.06/GB × 2TB = $122.88
月額合計 $7.25 + $122.88 = $130.13
  • データ量:2TB
  • 冗長オプション:LRS
送信データ
※リストア時
$0.12/GB(最初の5GBは無料) 別途費用が発生いたします

※上記Azure料金は、2022年3月時点の東日本リージョンの価格となります。

応用パターン(複数拠点ファイルサーバー構成)

複数拠点間でのファイルデータ同期も可能
(全拠点で同じファイルにアクセス可能)

価格

価格につきましては下記マイクロソフト公式サイトよりご確認ください。

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