第2回 Merakiクラウドならではの拡張性の魅力

掲載日 2017/05/31

こんにちは。Meraki担当のDSASです。

前回に引き続き「Merakiの魅力」について語りたいと思います。

今回はクラウドならではの「拡張性」についてです。


現在Merakiには、

MRシリーズと呼ばれるアクセスポイント、

MSシリーズと呼ばれるレイヤ2/3スイッチ

MXシリーズと呼ばれるセキュリティアプライアンス(UTM)

MVシリーズと呼ばれるセキュリティカメラ

システムマネージャーと呼ばれるモバイルデバイス管理(MDM)

があります。

図1.Meraki製品ラインナップ

ネットワーク機器を追加する際、単純に必要な機器だけを追加するケースは少なく、
例えば「アクセスポイントを追加すると無線LANコントローラ本体のアップグレードが必要になる」や
「セキュリティカメラを追加すると管理サーバのライセンス追加&スペック強化が必要になる」といったように、
管理装置(サーバ)へのライセンス追加などを検討しなくてはなりません。

Merakiの管理装置はクラウドにありますので、その点はご心配なく。
例え1000台のアクセスポイントやセキュリティカメラを追加してもクラウドを変更するなんてことはありません。
ちなみにMerakiのアクセスポイントはクラウドが電波監理を実施しますので無線LANコントローラという製品自体存在しませんし
セキュリティカメラを管理する為のVMSやNVRといった管理サーバという製品も存在しません。

ついでにシステムマネージャー(MDM)用の管理サーバという製品も存在しません。
全てクラウドのダッシュボードがコントロールします。

図2.クラウドダッシュボードによるコントロールイメージ

またダッシュボードからネットワークの管理(死活管理、アラート管理、ログ管理、トラフィック管理、ユーザ管理などなど)
も可能ですが、こちらも同様に上限というものはありません。

従いましてMerakiは必要な時に、必要な機械を追加するだけでOKなのです!
※機器毎にクラウド利用ライセンスは必要です。

またクラウドならではの機能として、
無線アクセスで利用するユーザカウント(ユーザ名とパスワード)もクラウド内に作成することで
クラウドを認証サーバ替わりに使うこともできますし、
前回若干触れた「わずか数回のクリックでのVPN(Auto VPN)」については、
VPNの接続先のグローバルIPやローカルネットワークをクラウドが理解している為、
複雑なVPN設定を極限までシンプルにすることができます。
もちろん固定のグローバルIPアドレスを取得する必要はありません(あってもいいですけど)。

ダッシュボードが常にどのグローバルIPアドレスを利用しているのかを判断しています。
セキュリティカメラはクラウドのダッシュボードを介してモニタリングする為、
インターネットにさえ繋がっていればどこからでも、またスマホからでもモニタリングすることが可能です。

各シリーズの機能については、また今度ご紹介できればと思います。

以上、クラウドならではの拡張性でした。
ご清聴ありがとうございました!!!



掲載日:2017/05/31 更新日:2019/09/03 15:59  管理ID:165236