第4回 Meraki MRシリーズの魅力

掲載日 2017/06/08

こんにちは。
Meraki担当のDSASです。

今回からは、各シリーズの特徴について紹介させて頂きます。
まずはMerakiで一番売れているMRシリーズ(無線アクセスポイント)についてです。

まずクラウド管理だからといって機能に手抜きはございません。
一般的なビジネス向けアクセスポイントと比較すると、Meraki MRシリーズの方がクラウド連携できる分、多機能であるとも言えます。

図1.Meraki MRシリーズの主な機能

ざっくりポイントだけご紹介しますと、
MRシリーズは集中管理型なので、設定は機器毎に行うのではなくクラウドのダッシュボードで一括管理します。
新規にMRアクセスポイントを接続し、クラウドにダッシュボードに接続すれば、自動的にダッシュボードの設定を読み込んで電波を送信します。
またその際、電波干渉が発生しないように自動的RF(無線電波チャネルと出力)の最適化を行います。
さらに現行機種は、電波干渉源のみをチェックするモニタ専用のアンテナを搭載していますので全チャネルで干渉源を把握し、不正なアクセスポイントを封じ込める(無線IPS/IDS機能)を提供します。

またアクセスポイントでありながらレイヤ7ファイアウォールを搭載しているので、IPアドレスベースだけではなく、アプリケーションを指定して通信を禁止することが可能です。
さらにトラフィックシェーピングと組み合わせればアプリケーションの帯域制限を設けることも可能です。
そのほかに、このトラフィックシェーピングはユーザ毎やSSID毎に設定することも可能なので、「ゲストアクセス用のSSIDは最大でも3Mbpsにして他の業務トラフィックを妨げない」といった設定を行うことも可能です。


図2.レイヤ7ファイアウォール機能

最後にCMX(Connected Mobile Experiences)分析機能についてです。
この機能を利用することで店舗のマーケティング情報を取得することが可能です。
具体的にはお客様(実際はスマートフォン)の来店者数、滞在時間、リピート率をグラフにて可視化することが可能です。
またロケーションヒートマップという機能を利用するとダッシュボードに取り込んたマップ上にクライアントが密集しているエリアを可視化することも可能です。

図3.来店者の分析

図4.ロケーションヒートマップによるクライアント密度の可視化

如何でしょうか?
今回ご紹介したのは一部の機能ですが、これらすべての機能が追加利用料金無しでご利用頂けます!

以上、ご清聴頂きありがとうございました。


掲載日:2017/06/08 更新日:2019/09/03 15:58  管理ID:165598