第9回 Meraki セキュリティカメラの魅力

掲載日 2017/07/10

こんにちは。
Meraki担当のDSASです。

シリーズ紹介編は今日がラストです。
ラストを飾るのはシリーズとしては一番新しい「Meraki MVシリーズ」です。

MVシリーズは去年リリースされたばかりの新しいシリーズで、屋内用と屋外用のセキュリティカメラ(ネットワークカメラ)が
1台ずつラインナップされています。

図1.MVセキュリティカメラ概要

形状としては、図1の製品写真を見ての通りですがドーム型です。
よく聞かれるのですがレンズは首が振れるPTZ(パンチルトズーム)型ではなく固定型です。またカメラ内蔵のフラッシュストレージに録画データを保存します。
Merakiならではの特徴としましては、従来のビデオ監視ソリューションであったNVRやVMSと呼ばれるカメラ管理装置や外付けの記憶装置が必要なくなったことです。Merakiのクラウドダッシュボードがカメラを管理しカメラ内部のストレージに録画データを保存する為、現地にはカメラを設置するだけです!

図2.MVシリーズの登場よって不要になったデバイス

映像のモニタリングはダッシュボードを介して行われる為、モニタ端末がインターネットに接続されていれば、場所に限定されずにどこからでもモニタリングすることが可能です!
ちなみに、スマートフォン向けのモニタリングアプリがあります。またモニタ端末がカメラと同じLAN内に設置されている場合は、カメラから直接映像がモニタ端末に送られる仕様の為、WANの帯域を消費しません。

図3.WAN/LANからのモニタリング経路

また複数カメラ映像の一括表示(ビデオウォール)やモーション検索、閲覧やデータのエクスポート権限を細かく設定することができるのも特徴です。

図4.カメラの主な機能

録画データを蓄積するカメラ内部のストレージ容量が128GBであるため、数か月単位のような長期間の録画を行うことはできませんが、このダッシュボードを利用した最もシンプルなカメラシステム構成はクラウドをベースとするMerakiならではの特徴であると言えます!!

以上です。



掲載日:2017/07/10 更新日:2019/09/03 16:07  管理ID:166775