第21回 MRシリーズアクセスポイントのSystems Manager Sentryの登録について

掲載日 2017/10/10

こんにちは。
Meraki担当のDSASです。

今日はSplashページで紹介する最後の機能、
「Systems Manager Sentryの登録」についてです。

この機能は、その名前からも推測できるように、
Systems Manager(システムマネージャー、略してSM)と連携する機能です。
SMはMDM(モバイルデバイスマネージメント)の機能を提供するので、この機能は管理されたモバイルデバイス向けに提供される認証機能になります。
つまり前回のFacebook Wi-FiとGoogleログインのようなゲストアクセス向けの認証機能ではございませんので、ご注意ください。

図1.Systems Manager Sentryの登録の設定画面

SM Sentryは、MRシリーズアクセスポイントの特定のSSIDで有効にすることができます。
SM Sentryが有効になっているSSIDに接続する為には、事前にモバイルデバイスがSMに登録されている必要があります。つまりデバイスはMDMで管理されている状態でなければなりません。
※SMのライセンスは別売りになりますので、その点もご注意ください。

SMに登録されていないデバイス(=SMの構成プロファイルがインストールされていないデバイス)がSM Sentryに接続した際は、ユーザがブラウザを開きhttpの通信が発生した時にインストールプロセスを実行するように求められます。

図2.SMの登録ページ

このプロセスをオンボーディングと言いますが、これによりMDMの展開を容易に実行することが可能です。
SMは以下のサイトから1月間の無償トライアルライセンスが利用できるので、MDMのソリューションをお探しの方は是非お試しください!
https://meraki.cisco.com/ja/form/systems-manager-signup

図3.SM無償トライアルアカウントの登録画面

以上です。


掲載日:2017/10/10 更新日:2019/09/03 16:15  管理ID:171276