第40回 Merakiの構成テンプレートによる複数ネットワークの管理について
掲載日 2018/02/27
こんにちは。
Meraki担当のDSASです。
前回、前々回とMerakiデバイスのリプレイス方法について紹介しましたが、今回はテンプレート機能を利用した複数ネットワークの管理方法について紹介します。
設定テンプレートを使用すると、単一の基本設定に従って多くのMerakiデバイスを展開できます。これにより、設定の効率化だけでなく、ネットワーク全体の一貫性を維持することが容易になります。
構成テンプレートは共通のネットワーク設計を共有する多数のサイトが存在する場合に最も便利です。例えば、多くの店舗を持つ小売店や、Z1を利用しているSOHOユーザがVPNを介して企業ネットワークに接続するなどの場合に最適です。
逆に、ネットワーク毎に異なる無線セキュリティやファイアウォールなどのポリシー設定が必要な場合(ネットワーク全体の一貫性を維持する必要がない場合)は、テンプレートを利用すべきではありませんので、ご注意ください!
この機能を利用すると、例えば、MRシリーズでは異なる場所に配置されたAPはすべて同じSSIDと認証方法を使用する為、ある場所のユーザは、異なるPSKまたは資格情報を提供する必要なく、別の場所のワイヤレスネットワークにシームレスに参加することが可能になります。
もちろんテンプレートで一括設定できる項目とできない項目が存在しますので、シリーズ毎の詳細は以下のマニュアルをご確認ください。
https://documentation.meraki.com/zGeneral_Administration/Templates_and_Config_Sync/Managing_Multiple_Networks_with_Configuration_Templates
今回は、Site-AとSite-Bのネットワークにワイヤレスの構成テンプレートを作成し同じSSIDを設定する方法を紹介します。
※現状はSite-AとSite-BのネットワークそれぞれにMR33のアクセスポイントが管理されている状態です。
①まずオーガナイゼーション>構成テンプレートの「新しいテンプレートを作成」ボタンをクリックし、新規もしくは既存のネットワークをベースとした設定テンプレートを作成します。
図1では新規作成を実行しています。
Meraki担当のDSASです。
前回、前々回とMerakiデバイスのリプレイス方法について紹介しましたが、今回はテンプレート機能を利用した複数ネットワークの管理方法について紹介します。
設定テンプレートを使用すると、単一の基本設定に従って多くのMerakiデバイスを展開できます。これにより、設定の効率化だけでなく、ネットワーク全体の一貫性を維持することが容易になります。
構成テンプレートは共通のネットワーク設計を共有する多数のサイトが存在する場合に最も便利です。例えば、多くの店舗を持つ小売店や、Z1を利用しているSOHOユーザがVPNを介して企業ネットワークに接続するなどの場合に最適です。
逆に、ネットワーク毎に異なる無線セキュリティやファイアウォールなどのポリシー設定が必要な場合(ネットワーク全体の一貫性を維持する必要がない場合)は、テンプレートを利用すべきではありませんので、ご注意ください!
この機能を利用すると、例えば、MRシリーズでは異なる場所に配置されたAPはすべて同じSSIDと認証方法を使用する為、ある場所のユーザは、異なるPSKまたは資格情報を提供する必要なく、別の場所のワイヤレスネットワークにシームレスに参加することが可能になります。
もちろんテンプレートで一括設定できる項目とできない項目が存在しますので、シリーズ毎の詳細は以下のマニュアルをご確認ください。
https://documentation.meraki.com/zGeneral_Administration/Templates_and_Config_Sync/Managing_Multiple_Networks_with_Configuration_Templates
今回は、Site-AとSite-Bのネットワークにワイヤレスの構成テンプレートを作成し同じSSIDを設定する方法を紹介します。
※現状はSite-AとSite-BのネットワークそれぞれにMR33のアクセスポイントが管理されている状態です。
①まずオーガナイゼーション>構成テンプレートの「新しいテンプレートを作成」ボタンをクリックし、新規もしくは既存のネットワークをベースとした設定テンプレートを作成します。
図1では新規作成を実行しています。
図1.構成テンプレートの新規作成
②ターゲットのネットワーク(Site-A、Site-B)の紐づけを行い、「変更内容」を保存します。
図2.ターゲットネットワークの指定
③ネットワークでテンプレート(SSID)を指定します。
図3.テンプレートの設定画面
④その後は設定テンプレート(SSID)に対して設定変更を行うことで、ターゲットに指定したネットワーク(Site-A、Site-B)の設定が自動で設定されるようになります。
ちなみにSite-Aのネットワークからワイヤレスの設定画面にアクセスするとテンプレートに紐づけされている旨のメッセージが表示されます。
ちなみにSite-Aのネットワークからワイヤレスの設定画面にアクセスするとテンプレートに紐づけされている旨のメッセージが表示されます。
図4.テンプレートへの紐づきを示すメッセージ
これだけです!!!!
MRシリーズでの利用がメインになるかと思いますが、
もちろんMX,MSであってもテンプレートを利用することは可能です。
以上です。
MRシリーズでの利用がメインになるかと思いますが、
もちろんMX,MSであってもテンプレートを利用することは可能です。
以上です。
掲載日:2018/02/27 更新日:2019/09/03 16:29 管理ID:178542