Azure Cognitive Services

機械学習の専門知識がなくても、本サービスのREST APIを用いて
「見る」、「聞く」、「話す」、「理解する」、そして
意思決定を加速させるための機能をアプリに埋め込むことができます。

サービスの種類

https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/cognitive-services/

視覚

Computer Vision

画像を処理して情報を返すための高度なコグニティブアルゴリズムにアクセスできます。
● Freeプランあり

Custom Vision

独自の画像分類器を構築、デプロイ、改良できます。 画像分類器は、視覚特性に基づいて画像にラベルを適用する AI サービスです。
● Freeプランあり

Face

顔属性の検出と認識を有効にする、高度な顔アルゴリズムへのアクセスを提供します。
● Freeプランありあり

Form Recognizer

機械学習テクノロジを利用して自動データ処理ソフトウェアを構築することを可能にし、ドキュメントからテキスト、キーと値のペア、選択マーク、テーブル、構造を特定して抽出します。
● Freeプランあり

音声

Speech to Text

リアルタイムの音声認識、話者識別、およびダイアライゼーションが有効になります。話者を区別することができるため、対面会議の文字起こしに最適です。
● Freeプランあり

Text to Speech

音声合成マークアップ言語(SSML)が使用され、入力テキストが人間のような合成音声に変換されます。
ディープ ニューラル ネットワークを利用した、人間に似た音声であるニューラル音声を使用します。
● Freeプランあり

Speech Translation

音声のリアルタイムの多言語翻訳がアプリケーション、ツール、デバイスで可能になります。 音声間翻訳や音声テキスト翻訳にはこのサービスを使用します。
● Freeプランあり

Speaker Recognition

固有の音声特性によって話者を検証および識別するアルゴリズムを提供します。 Speaker Recognition は、"だれが話しているのか" という質問に回答するために使用されます。
● Freeプランなし

言語

Immersive Reader

テキストの読み取り機能と理解機能をアプリケーションに組み込みます。
● Freeプランなし

Language
Understanding

カスタムの機械学習インテリジェンスをユーザーの自然言語での会話テキストに適用して、全体の意味を予測し、関連性のある詳細な情報を引き出す、クラウドベースの会話型 AI サービスです。
● Freeプランあり

QnA Maker

半構造化コンテンツから質疑応答サービスを構築できます。
● Freeプランあり

Text Analytics

未加工のテキストに対して、感情分析、キーフレーズ抽出、および言語検出のための自然言語処理が提供されます。
● Freeプランあり

Translator

ほぼリアルタイムでのマシンベースのテキスト翻訳を提供します。
● Freeプランあり

決定

Anomaly Detector

時系列データを監視し、その中の異常を検出できます。
● Freeプランあり

Personalizer

買い物客に提示すべき製品を判断したり、広告の最適な表示位置を見つけ出したりすることができます。
● Freeプランあり

Content Moderator

不快感を与えたり、望ましくなかったり、危険であったりする可能性があるコンテンツを監視します。
● Freeプランあり

利用シーン(参考例)

Vision
[視覚]

画像&ビデオの解読・顔識別・
感情判別・OCRなど

OCRにおける
活用イメージ例

OCRにおける活用イメージ例
Speech
[音声]

話者識別・
音声 ⇄ テキストなど

音声のテキスト変換における
活用イメージ例

音声のテキスト変換における活用イメージ例
Language
[言語]

文章解析・文意文脈理解・
感情分析など

テキストの感情分析
(ポジティブ・ネガティブ)
活用イメージ例

テキストの感情分析(ポジティブ・ネガティブ)活用イメージ例
分析対象とする

メリット

専門知識いらずのAI実装

専門知識がなくてもAI機能がすぐに利用できます。
AI機能(モデル)がAzureで提供されているので、AI機能の実装が簡単にできます。

機能の追加が簡単

開発したアプリケーションのコードに上記のAIを利用した機能が簡単に追加できます。

アプリケーションのDX化 モダナイゼーション

多様なAIサービスの中からニーズに対応したアプリケーションの再開発ができます。

お客様へのおすすめサービス

Costom Vision

機能内容:画像の分類とオブジェクトの検出

フローイメージ

トレーニング
トレーニング
トレーニング後の利用
トレーニング後の利用

要求:Get

https://{endpoint}/customvision/v3.1/Prediction/{projectId}/classify/iterations/{publishedName}/image[?application]

応答例

{
  "id": "00000000-0000-0000-0000-000000000000",
  "project": "00000000-0000-0000-0000-000000000000",
  "iteration": "00000000-0000-0000-0000-000000000000",
  "created": "string",
  "predictions": [
    {
      "probability": 0.0,
      "tagId": "00000000-0000-0000-0000-000000000000",
      "tagName": "string",
      "boundingBox": {
        "left": 0.0,
        "top": 0.0,
        "width": 0.0,
        "height": 0.0
      },
      "tagType": "Regular"
    }
  ]
}

Form Recognizer

機能内容:ドキュメントからテキスト、キーと値のペア、選択マーク、テーブル、構造を特定して抽出

フローイメージ

フローイメージ

要求:Get

https://{endpoint}/formrecognizer/v2.0/custom/models/{modelId}/analyzeResults/{resultId}

応答例

"status": "succeeded",
"createdDateTime": "2020-01-06T22:51:40Z",
"lastUpdatedDateTime": "2020-01-06T22:51:44Z",
"analyzeResult": {
  "version": "2.0.0",
  "readResults": [
    {
      "page": 1,
      "angle": 0,
      "width": 8.5,
      "height": 11.0,
      "unit": "inch",
      "lines": [
        {
          "text": "Contoso",
          "boundingBox": [
            1.5944,
            1.1194,
            2.5444,
            1.1194,
            2.5444,
            1.4542,
            1.5944,
            1.4542
          ],
          "words": [
              {

※以下省略

Personalizer

機能内容:買い物客に提示すべき製品を判断、広告の最適な表示位置を見つけ出す。

フローイメージ

フローイメージ

要求:Get

https://{endpoint}/personalizer/v1.0/rank

応答例

{
  "contextFeatures": [
    {
      "timeOfDay": "Morning"
    }
  ],
  "actions": [
    {
      "id": "NewsArticle",
      "features": [
        {
          "type": "News"
        }
      ]
    },
    {
      "id": "SportsArticle",
      "features": [
        {
          "type": "Sports"
        }
      ]
    },
    {
      "id": "EntertainmentArticle",
      "features": [
        {
          "type": "Entertainment"
        }
      ]
    }
  ],
  "excludedActions": [
    "SportsArticle"
  ],
  "eventId": "75269AD0-BFEE-4598-8196-C57383D38E10",
  "deferActivation": false
}

価格

価格につきましては下記マイクロソフト公式サイトよりご確認ください。

最新情報は下記URLよりご確認ください。

https://azure.microsoft.com/ja-jp/pricing/

参考サイト

お試しになる場合、以下のコンテンツが大変参考になります。

最初に以下のコンテンツのご利用をご確認ください。

1.初めての GitHub & Visual Studio Code
サンプルコードをダウンロードして実行操作をする上で必要な知識となります。
2.初めてのREST APIコール
Cognitive Services はREST API を用いてサービスの呼び出しや応答を行います。
REST API に慣れていない方はぜひご視聴ください。
3.初めてのローコード プログラミング - Azure Logic Apps
Cognitive Services はノンコード開発者様にもご利用者頂けます。
ノンコード開発のツールは様々ございますが、初めてノンコード開発を行うお客様はぜひ本コンテンツのご視聴をご検討ください。
タイトルスピーカー概要
はじめに 福原毅
Cloud Solution Architect
( Azure - Data & AI )
“Azure Partner Technical Boot Camp” の位置づけから、今回の“AI powered apps Track” のイントロダクション、パートナーに所属するエンジニアの皆様の技術スキル向上に向けたリソースなどをご紹介。
動画はこちら
初めてのGitHub & Visual
Studio Code
平岡一成
Cloud Solution Architect
( Azure - App / Dev )
開発を始める場合、サンプルコードの多くはGitHub上に公開されています。また、多くの開発者は、オープンソースのVisual Studio Code を利用しています。こちらでは、製品サービスのドキュメントに記述されたGitHub上のサンプルコードを取得して、Visual Studio Code で利用するまでを、まずご理解いただくことをゴールに、GitHubとVisual Studio Code を概説します。
動画はこちら
初めてのREST API コール 堀川裕文
Cloud Solution Architect
( Azure - App / Dev )
Cognitive Services など、クラウドサービスで提供される便利なAPI を利用するには、REST API の呼び出し方を知っている必要があります。こちらでは、REST API を使ったことがない、製品サービスのドキュメントに記述されたBODYやHEADER って何? という皆様、まずはこちらにご参加ください。
動画はこちら
初めてのローコードプログラミング-
Azure Logic Apps
福原毅
Cloud Solution Architect
( Azure - Data & AI )
コーディングはできないけれど、アプリケーション開発を行ってみたいという皆様へ、ローコードでアプリケーション開発を始めてみませんか? こちらでは、GUI とパラメータ設定だけでサーバーレスのアプリケーション開発が可能なAzure Logic Apps を紹介します。皆様の身近な業務を、皆様自身で、自動化してみませんか?
動画はこちら
今から始める、
ボットアプリケーション開発
物江修
Cloud Solution Architect
( Azure - App / Dev )
最近のWeb アプリケーションでは、チャットボットが当たり前のように実装されるようになっています。Bot Framework SDK は、世界で最も使われているオープンソースの1つです。こちらでは、Bot Framework をすぐに利用できるサービス、Azure Bot Service をベースに、基本的なボットの作成方法を解説します。
動画はこちら
Vision (視覚) 関連
Cognitive Services -
その1:Computer Vision 入門
阿佐志保
Cloud Solution Architect
( Azure - App / Dev )
こちらでは、視覚に関するREST API を紹介します。具体的には、”Computer Vision” (画像と動画のコンテンツを分析)、”Custom Vision” (業務要件に合わせて画像を認識)、”Face API” (画像内の顔と表情を検出して識別) を紹介します。
動画はこちら
Vision (視覚) 関連
Cognitive Services -
その2:Form Recognizer
福原毅
Cloud Solution Architect
( Azure - Data & AI )
Form Recognizer は、ドキュメント(画像)から、テキスト、テーブル構造を正確に抽出できます。いくつかのサンプルを与えるだけで、ドキュメントを解釈するようにすることができます。こちらでは、視覚に関するREST API のうち、Form Recognizer を、デモを交えながら紹介します。
動画はこちら
Vision (視覚) 関連
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その3:Video Indexer 入門
大川高志
Cloud Solution Architect
( Azure - App / Dev )
Video Indexer は、ビデオとオーディオコンテンツから、話し言葉、文字テキスト、顔、話し手、有名人、感情、トピック、ブランド、シーンなど、高度なメタデータを自動的に抽出します。ドキュメント(画像)から、テキスト、テーブル構造を正確に抽出できます。こちらでは、Cognitive Services の資格に関するAPI のうち、Video Indexer を紹介します。
動画はこちら
Language (言語) 関連
Cognitive Services -
その1:LUIS / QnA Maker 概要
花ケ崎伸祐
Cloud Solution Architect
( Azure - Data & AI )
こちらでは、Cognitive Services のLanguage (言語) で提供されるAPI のうち、質疑応答を会話形式で行うことができるQnA Maker と、自然言語を解釈するLanguage Understanding について紹介します。
動画はこちら
Language (言語) 関連
Cognitive Services -
その2:Text Analytics, Translator, Immersive Reader
松崎剛
Cloud Solution Architect
( Azure - Data & AI )
Cognitive Services のLanguage (言語) に関するAPI を利用すれば、構造化されていないテキストデータから、意味を取り出すことが可能です。こちらでは、Language に関するAPI のうち、ネガ/ポジ分析などを行うText Analytics、翻訳機能を提供するTranslator、テキストの読解を補助する機能を提供するImmersive Readerについて紹介します。
動画はこちら

事例

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