[Software]PC内の個人情報を検出「プライバシーディフェンダー」AOSデータ

価格(税込):16万2,000円(10ライセンス5年版) http://www.aosdata.co.jp/

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 昨年の5月に改正個人情報保護法が施行された。改正前は、取り扱う個人情報が5,000件以下の事業者は法適用の対象外だった。しかし、改正によって個人情報の取り扱いが5,000件以下の事業者も法適用の対象となった。そのため、ほとんどの事業者が個人情報の厳重な管理を求められるようになっている。このような状況下でAOSデータは、「改正個人情報保護法の運用に最適」な個人情報保護法対策ツールとして「プライバシーディフェンダー」の提供を開始している。早速使ってみた。

 プライバシーディフェンダーは、PCに保存されている個人情報の検索を実現するツールだ。PC内に保存されている個人情報の可視化が可能で、ファイルの暗号化や削除といった対策につなげられる。

 検査を行う前にまずは検査対象フォルダーや検索したい個人情報の種類、ファイル形式を選択する。プライバシーディフェンダーで検出できる個人情報は、「マイナンバー」「クレジットカード番号」「携帯電話番号」「電子メール」「パスポート番号」「運転免許証番号」「電話番号」「口座番号」「名前」「住所」の10種類。必要な項目にチェックを入れるだけでよい。ファイル形式は、Word、Excel、PowerPoint、PDF、一太郎、txt、htmやhtml、pstなどの電子メール、zipなどの圧縮ファイルに対応する。

プライバシーディフェンダー

完全削除や暗号化も実施できる

 設定が終わったら「検査」ボタンを押す。すると指定した内容で個人情報を探してくれる。レビュー用途で使用しているPCで試したので個人情報が記載されたファイルはないだろうと予測していたが、口座番号やクレジットカード番号が記載されたPDFが三つ検出された。

 プライバシーディフェンダーでは、検出されたファイルに対して、完全削除や暗号化も実施できる。完全削除では10種類の削除方式が選択可能だ。暗号化はAES-256が利用される。完全削除も暗号化もメニューから対象とするファイルを選択していくだけで手軽に行える。

 検査や完全削除、暗号化の実施後は、それらの詳細なレポートをPDF形式などで出力できる。レポートでは、実施日、実施者、検査PC名から、PCの基本情報、検査実施項目と処理方法、検査結果、処理結果などが一覧可能だ。

 プライバシーディフェンダーを使えば、PC内の個人情報の洗い出しが簡単に実現しそうだ。

(山崎慎介)

プライバシーディフェンダー

▲PC内に保存された無数のファイルから個人情報が記載されたファイルをすべて自力で探すことは非常に難しい。それをプライバシーディフェンダーが代わりに行ってくれる。

(PC-Webzine2018年2月号掲載記事)

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