Security

Security 第61回「Cisco Secure Email Threat Defense(旧Cloud Mailbox)の特長について」

 

こんにちは。ディーアイエスサービス&ソリューションのセキュリティ担当です。

先日、CiscoのEmailセキュリティに関する製品名が変更されたことが発表されました。旧製品名「Cisco Secure Email Cloud Mailbox」が、新たな製品名「CiscoSecure Email Threat Defense」に変わりました。

 

ETDの概要紹介については過去のブログをご覧ください。

Security第51回「MS365専用のメールセキュリティCisco Cloud Mailboxのご紹介」

 

今回のブログでは、Ciscoの最新のメールセキュリティソリューションであるCisco Secure Email Threat Defense(以下、ETD)の特長についてご紹介します。

 

(1)既存のメール環境にアドオンで利用できる

メールの送受信には関与せず、ジャーナルとAPIを使用してEメールの処理を行うため、既存のメール環境を変更せずに追加することが可能です。

※MXレコードの書き換えも不要

 

(2)導入が容易

導入が非常に容易で、わずか2ステップ・5分程度の作業で使い始めることが可能です。

 

(3)社内メールでの感染にも対応

ETDは一般的なゲートウェイ型のEメールセキュリティとは異なる仕組みを用いるため、社内メールによる感染(ラテラルムーブメント)にも対応することが可能です。

 

(4)メールそのものはクラウドに保存されない

スキャンの実行後、ETD側には判定結果とメタデータのみが保存されるため、

プライバシー保護や情報漏洩のリスクは低減されます。


ETDの特長紹介は以上となります。

 

・Emotet、ランサムウェアなどEmailを媒体とする脅威への対策を探している

・管理者の運用負荷を軽減したい

・できるだけ手間を掛けずにセキュリティの強化を図りたい

などのお悩みを抱えているユーザ様にご紹介、ご提案頂ければと思います。

 

近年は、端末の種類もアクセスする場所も多種多様となっており、ネットワーク製品が境界となるセキュリティでは守れなくなっている場面が多くあります。また、クラウドメールサービスをご利用の場合、UTMのアンチスパム機能だけでは十分な保護ができません。そのため、特に狙われやすいEmailのセキュリティ対策をご検討してみてはいかがでしょうか。

 

ETDのより詳しい内容については今後またブログでご紹介していきます。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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