Copilot

エンタープライズ版と同等の機能を搭載
中堅・中小企業向けの生成AIを
安価で提供開始

Microsoft 365 Copilot Business
日本マイクロソフト

企業の競争力を上げるために、生成AIは欠かせない存在になってきている。長文資料の要約やメール文の作成が行えるほか、企画を考える際のアイデア出しでも活躍し、生産性を高めてくれる。その中でも日本マイクロソフトの「Microsoft 365 Copilot」を使えば、Word やExcel、PowerPoint、Outlook、TeamsといったMicrosoft 365アプリケーションでも生成AIを活用できるのだ。しかしコスト面の課題がネックになり、導入に二の足を踏んできた中小企業もいただろう。そこで利用したいのが、新たに提供を開始した「Microsoft 365 Copilot Business」だ。エンタープライズ版と同じ機能を備えながら、価格は30%安価な中堅・中小企業向けの生成AIとなっている。本記事ではその特長を詳しく見ていこう。

スモールビジネス向けの生成AI

日本マイクロソフトでは仕事に役立つAIアシスタントとして、法人向けのMicrosoft Copilot のプラン「Microsoft 365 Copilot」を提供している。LLM(大規模言語モデル)の力とMicrosoft 365のアプリケーションに蓄積されたデータ、そしてそれらのデータや利用状況を確認可能な「Microsoft Graph」を組み合わせることで、従業員の生産性向上に大きく寄与する生成AIとなっている。チャットだけでなくMicrosoft 365アプリケーションにおけるAI利用も実現し、効率的な業務を力強くサポートしてくれる。

そうした利便性を持つMicrosoft 365 Copilotを、中小企業にさらに活用してもらうため、同社は2025年12月1日からスモールビジネス向けのMicrosoft Copilot「Microsoft 365 Copilot Business」を提供開始した。

本製品は従業員300人以下の組織での利用を想定しており、Microsoft 365 Copilotよりも30%安価なものになっている。また本製品の利用に当たっては、ライセンスとしてMicrosoft 365 Business製品が必要だ。スモールビジネス向けながら、同社の信頼できるクラウド基盤により、エンタープライズレベルの生産性とセキュリティを提供する。

Microsoft 365 Copilot Businessは、進化する働き方に合わせて設計されたAIになっている。導入してすぐにビジネスで活躍する安全性や統合性を備えているのだ。加えて、組織の協働方法、意思決定のプロセス、ビジネスの運営手段など、同社が長年培ってきたビジネス現場の知見が取り入れられている。

より多くの中小企業がAI戦略の拡大やAI変革を実現するために、欠かせない存在となるAIアシスタントだ。

※ Copilot Chatは、Microsoft 365の適格なサブスクリプションを持つ全てのMicrosoft Entra IDユーザーが追加料金なしで利用できる。
エージェントを利用するにはAzureのサブスクリプションが必要で、料金はメーター制で設定されている。

Microsoft 365と共に活用

Microsoft 365 Copilot Businessは、Microsoft 365 Copilotと同じ機能を備えている。そのため最新のLLMを活用したAIチャットを使えるのはもちろん、「Microsoft 365 Business Basic」「Microsoft 365 Business Standard」「Microsoft 365 Business Premium」へのアドオンが可能なのだ。業務で利用する主要なMicrosoft365アプリケーションにAI機能を追加できるため、業務の生産性が大幅にアップする。

例えばMicrosoft 365 Business Basicとセットで利用すれば、ユーザー企業はWeb版・モバイル版のMicrosoft 365アプリケーションと共に、自信を持ってビジネスを運営するための生成AIを手に入れられる。これにより、今までよりも迅速かつ情報に基づいた意思決定を行えるようになるのだ。

そしてMicrosoft 365 Business Standardでは、Web版・モバイル版に加えて、デスクトップ版のMicrosoft 365アプリケーションも利用可能になる。これとMicrosoft 365 Copilot Businessを使うことで、どこからでも完全な業務体験を実現できるのだ。

さらにMicrosoft 365 Business Premiumでは、Microsoft 365Business Standardの提供内容に加えて、包括的なセキュリティ機能やデバイス管理ツールも使えるようになる。中小企業のビジネスの成長に合わせて、組織と顧客を守るためのツールも備えているのだ。

ユーザー企業に合わせた最適なMicrosoft 365プランを提案すると共に、Microsoft 365 Copilot Businessも提案することで、ユーザー企業の競争力を大きく上げる手助けが行える。

業務効率と生産性を上げる生成AI

では、Microsoft 365 Copilot Businessで利用可能なAI機能を見ていこう。多数の機能の中から、本記事では四つをピックアップして紹介する。

一つ目はAIチャットだ。テキストや音声でAIと会話できる「Microsoft 365 Copilot Chat」は、ブレインストーミングやアイデア創出の際に役立つ。そのほかにもコードの作成とデバッグ、文章の初稿作成・校正・変更内容の把握、資料の要約、データのビジュアル化・傾向の検出、資料に挿入するイメージ画像の作成、画像データからの情報分析などでも活用が可能だ。複雑な質問にも根拠のある回答を示してくれるので、資料作成に当たって考えをまとめたいときにも使える。

二つ目は検索だ。Microsoft 365 Copilot Chatの検索では、AIが調べたい情報を素早く引き出してくれる。WebサイトだけでなくMicrosoft 365アプリケーション内の情報も参照するため、通常のキーワード検索よりも精度の高い検索結果を得られるのだ。過去のプロジェクト資料についての情報を調べたいときなど、自社内のデータに基づいた検索結果を得たいケースでも活躍する。

三つ目はAIエージェントだ。ローコード/ノーコードでAIエージェントが開発できるツール「Microsoft Copilot Studio」で業務を自動化するAIエージェントを構築し、社内へ展開が行える。顧客自身で構築するほか、マイクロソフトやパートナーから提供されるAIエージェントを使うことも可能だ。より迅速な業務の遂行をサポートしてくれる。

四つ目はMicrosoft 365アプリケーションの効率化だ。例えばWordでは、ドキュメントの作成、編集、要約が行える。ほかにもPowerPointでは印象的なプレゼンテーション資料の作成、Excelではデータの高度な分析、視覚化を実現可能だ。普段利用しているアプリケーションをより便利に使えるようになり、資料作成にかかる時間を短縮できる。もちろんOutlookでもメール内容の要約や、パーソナライズされた返信の下書き作成などが行えるため、メールの確認や返信に費やす時間をカット可能だ。

企業の競争力を上げるために、生産性向上や効率化は必須の要素になる。そのために生成AIが必要な今、Microsoft 365 Copilot Businessの提案は、ビジネスの成功に役立つ有効な一手だ。

※掲載情報は2025年12月時点の情報を元に作成し、今後変更の可能性あり。

Microsoft 365 Copilot Chatを使えば、コンテンツの下書きやファイルの要約などが容易に行える。

Microsoft 365 Copilot Chatを使えば、コンテンツの下書きやファイルの要約などが容易に行える。

Microsoft 365 Copilotにエージェントを追加すれば、AIでビジネスプロセスを自動化可能だ。

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