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Meraki 第124回「Per-device Licensing(PDL)の注意事項について」

こんにちは。ディーアイエスサービス&ソリューションのMeraki担当です。

最近、ライセンス更新に関しての問い合わせが増えているので、Per-device Licensing(以下PDL)の注意事項をまとめた内容をご紹介したいと思います。

PDLの概要、更新手順については、第118回「Merakiライセンスの更新について(Per-device Licensing:PDL)」をご覧ください。

それでは、早速ですが、PDLの注意事項をご紹介します。

・単一のライセンスを複数のデバイスに割り当てることはできません

・アクティブライセンスは、デバイスへの適用以降はデバイスの紐づけに関係なく、ライセンス日数は消費し続けます。
※一度ライセンス日数を消費し始めると、消費を止めることはできません。

それぞれのライセンスの特徴を以下の表にまとめましたのでご覧ください。
※アクティブライセンスから非アクティブライセンスの状態に戻すことはできません。
※ライセンス更新を行った場合、元に戻すことができるのが7日間までとなります。
7日後以降は、ライセンスはデバイス内で統一され分離することはできません。

表についての具体例
故障した機器のライセンスを交換機に付け替え →〇
→交換機用にライセンスを買う必要が無く、デバイスだけ置いておけばライセンスを付け替えるだけで、設定も引継ぎすぐ使用できるのは便利ですね。

不要になった機器を取り外して、使用中の他の機器にライセンスを合算する →×
→非アクティブライセンスを更新に使用することはできません。機器を取り外す時はライセンスの期間も確認することも大事ですね。

ラインセンスのストック購入 →×(90日以内に適用しないと日数が消費される)
→90日間後に消費されるので、3年と1年のライセンスを購入して予備として置いていたら、いつの間にか失効していたということもあるので注意が必要です。買って初めは日数が減っていないように見えても、ライセンスは必ず適用することが大事ですね。

余談ですが、1dayライセンスという1日だけ適用できるライセンスがあります。
主な用途としては、"デバイスごとにずれてしまったライセンスの日数調整"です。
割り当てる際は以下の3点を厳守してください
・有効期限切れまたは有効期限が7日以内のデバイスに適応できない。
・必ず8日以上有効期限が残っているデバイスに追加する。
・1dayライセンスと1年以上のライセンスを購入&ダッシュボードへ適用する場合は、必ず先に1年以上のライセンスを適用後に、1Dayライセンスを適用いただく。
その他の注意点として、1dayライセンスを割り当てるときは、「ライセンス数」の項目からデバイスごとに割り当てるのがオススメです。(「デバイス」の項目からライセンスを選択すると、複数ライセンス間違って入ってしまう可能性があります。。。)

PDLのライセンス構成マニュアルは以下のURLからアクセスできますので、ご参考ください。

今回は以上です。
お読みいただきありがとうございました。

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