Nutanixは、HCIの典型的な導入メリットと言える、「複雑さの排除」、「高い拡張性」、「TCOの削減」を完全に満たし、従来のインフラが抱えていた各種の課題を解決します。
多くのHCIソリューションは、「データプレーン」および「管理プレーン」と呼ばれる2つの基本的なコンポーネントで構成されています。Nutanixの場合も同様で、分散データプレーンである「Acropolis（アクロポリス）」が、クラスタ上のノードを横断する形で稼動するVM（仮想マシン）、またはコンテナベースのアプリケーションに対して、ストレージと仮想化サービスを提供し、また、分散管理プレーンである「Prism（プリズム）」が、統合された管理機能や高度な分析機能を提供することで、システム運用における複雑さを排除し、日々の管理作業を効率化します。

分散管理プレーンであるNutanix Prismにより、Nutanix環境を細部まで容易に管理することができます。
IT部門のシステム管理者は、インフラストラクチャや仮想化の管理、運用分析、問題の修正など全ての対応を1-クリック（または、わずか数クリック）で実施できます。

1つの画面から全てを管理
Nutanixは、複雑で高価な従来のインフラストラクチャを、最新の業界標準サーバー上で稼動するNutanix Enterprise Cloud OSにリプレースすることで、スモールスタートし、その後1ノード単位でリソースを追加しながら全体を拡張していくことができるプラットフォームを実現。そのコアとなる分散データプレーンであるAcropolisは、企業向けのストレージサービスを提供する分散ストレージファブリック（DSF）によって、スケールアウトなストレージサービス、パフォーマンス向上、データ圧縮・削減、データ保護などの機能を提供します。



他OSへのアクセス（Nutanix Filesサービスによる、SMBを使ったMicrosoft Windowsへのアクセスと、NFSプロトコルを使ったLinuxおよびUnixへのアクセス）、Nutanix Objects によるオブジェクトストレージサービスへのアクセス、Nutanix Volumes による、iSCSI経由でのブロックストレージへの直接アクセスなどを提供します。

サーバー、ストレージ、ネットワーク機器や、その構築に関わるコストが不要となり、初期投資を低減することができます。また、ビジネスの拡大に合わせた「必要な分だけの」拡張が可能でオーバープロビジョニングニングを排除し、さらに無料で提供されるハイパーバイザーや自由なクラウド環境の選択によって最大40%ものTCO削減が可能です。

複数の業界標準仮想化ソリューションをサポートするNutanix Enterprise Cloud OSによって、ハイパーバイザーやクラウド環境を自由に選択。最適な組み合わせで使用することで、システム全体でのコストパフォーマンスを最大化することができます。

AHVは、Acropolis DSFが提供するハイパーバイザーであり、追加費用不要で利用することができます。
以下のような幅広い提供機能によって、AHVはNutanix HCIにおける全般的な仮想化機能を実現します。

データサービス	AHVでは、完全なデータの復元機能に加え、スナップショットやクローン、VM単位でのプロビジョニングといったデータサービスを提供することができます。
データ保護	指定されたスケジュールに従ったスナップショットやリモートサイトへのレプリケーションなどによって、AHV上で稼動するVMを自動的に保護することができます
仮想マシンの管理	AHVのVM管理機能によって、VMやそのリソースの作成、更新、削除、さらにデータ保護および監視を行うことができます。
VMの運用	Prismによって、AHVクラスタ上での全てのVM一覧と、様々な設定情報、リソースの使用状況、さらに各VMのパフォーマンスの詳細などを確認できます。

vSANReady Nodeはvmwareが認定したスペックで各HWベンダーから販売されます。これまでに信頼・実績のあるHWベンダーから導入することができます。