Cisco 担当者コラム
Cisco・Meraki
Meraki 第129回「Meraki visionのご紹介」
こんにちは。ディーアイエスサービス&ソリューションのMeraki担当です。
今回はMerakiのカメラ表示機能にピックアップした「Meraki vision」の機能を紹介していきたいと思います。
「Merakivision」は、Meraki MVのモニタリング機能を、カメラを設定や構築するユーザー側で無く、カメラを監視するユーザー側に使いやすくしたポータルになっています。
カメラを監視することに特化した機能が多く、今までのMerakiダッシュボードで管理していた際に欲しかった機能が増えているので、いくつか紹介していこうと思います。
以下がログインURLになります。
Merakiダッシュボードと同じログイン情報でログインすることが可能です。
また、MerakiVisionに別途ライセンスは必要ありませんので、こちらのブログを読んだ後でも、読みながらでも、是非使用してみて下さい。
・ポータルUI
Merakiダッシュボードで管理する時から、カメラに特化し使いやすいUIに刷新されました。
どこにカメラが配置されているか、どのカメラを見ているか等が直感的にわかるようになりました。(マップの青マルが今見ているカメラを表しており、その下にカメラの画像が表示されていて見やすい)
また、ワンタッチでスクリーンショットが出来る機能が追加されており、運用面でも便利になりました。(JPEGファイルでダウンロードされます)
・マルチネットワーク管理機能
Merakiダッシュボードの時は異なるネットワーク間のカメラを一つの画面で見ることはできませんでした。そのため、複数の拠点を同時に見たい際は、複数のタブを開いて見比べる等の一手間必要でした。
ですが、Meraki Visionではこの機能により、異なるネットワークに所属するカメラも同画面で管理することができます。
また、複数ネットワーク間のカメラを役割ごとにレイヤーを作成することができます。
この機能を使って、例えば複数の拠点の入り口だけをまとめたり、拠点の階層ごとにまとめたり等することで、今まで面倒だった管理も効率化することができます。
※同オーガナイゼーションに限ります。
※一つのレイヤーには最大16台までの追加になります。
・あいまい検索
こちらはちょっと便利な機能で、レイヤーを検索する際にスペルミスがあっても検索結果に表示してくれるようになります。
最初の文字が間違っていたり、途中の文字が抜けていたりしても、しっかり表示してくれます。
如何でしたでしょうか。
MerakiVisionを使用してみると、管理面に関してはMerakiダッシュボードには戻れない程、快適に感じました。機能としては同じでも、UIが変化するだけでも大きく違いました。
ただ、MerakiVisionはカメラの表示機能のみになります。カメラの設定やトラブルシューティング、カメラ分析等はMerakiダッシュボードでしか行えないので、用途を分けてMerakiダッシュボードとMeraki Visionを使い分けるのが良いかと思います。
以上、お読みいただきありがとうございました。
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