Omada Central

ネットワーク機器と監視カメラを
一つのプラットフォームで管理可能

Omada Central
ティーピーリンクジャパン

ネットワークの管理は、なるべく簡単かつ低コストで行いたい。またネットワーク機器と一緒に、監視カメラやネットワークビデオレコーダーも一つのプラットフォームで管理が行えたら便利だろう。その願いを全てかなえるのが、ティーピーリンクが提供する「Omada Central」だ。完全クラウドサーバー提供のため、デバイス無制限&多拠点の管理が行える。無償版と有償版のプランを用意し、無償版でも充実した機能が使える本ソリューションの特長を、詳しく見ていこう。

完全クラウドサーバーで提供

ティーピーリンクのネットワークソリューション「Omada」は、ソフトウェア型の「Omadaソフトウェアコントローラー」、機器買い切り型の「Omadaハードウェアコントローラー」、クラウドベースの「Omada Central」という3種類の一元管理方法を用意している。顧客の管理環境や予算・ニーズに合わせて、適したものを柔軟に選択可能だ。本記事では、Omada Centralに焦点を当てていこう。

Omada Centralとは、ネットワーク&監視システムの集中管理が行えるプラットフォームだ。完全クラウドサーバーでの提供になるため、管理するデバイスを無制限に増やせる。ほかの拠点の管理規模も無制限に拡張できるなど、機器増設・拠点追加に柔軟に対応可能な点が特長だ。コントローラーのアップデートなどは自動で行われるため、メンテナンスフリーで使える。

プランは無償版の「Omada Central Essentials」と、有償版の「Omada Central Standard※」の二つを用意している。それぞれのプランの特長を紹介しよう。まずOmada Central Essentialsは無償で使えるため、ネットワーク管理および監視に必要な基本機能を求める中小企業に最適なものになっている。Omadaのアクセスポイントや同社が提供する「Agile」シリーズのイージーマネージスイッチと組み合わせることで、手軽なセットアップや強化されたセキュリティ&クオリティを実現するのだ。加えて、Omadaデバイスの構成と管理が行えるアプリ「TP-Link Omada」や、Webブラウザーからのリモートメンテナンス&トラブルシューティングも備えている。監視ネットワーク向けの最適なソリューションを享受可能だ。アンマネージスイッチからクラウドマネージスイッチへ追加費用なしでシームレスにアップグレードでき、トラブルシューティングやモニタリングの効率化が行える。

一方有償版のOmada Central Standardは、プロフェッショナルで包括的なネットワーク設定のための高度な機能を備えている。セキュリティの強化やオンボーディングの簡素化、きめ細やかな制御を実現するソリューションだ。Omada Central Essentialsを使用している顧客がより高度な管理を希望した場合、OmadaハードウェアコントローラーやOmada Central Standardをすすめるとよい。Omada Central Standardであれば、無償版からスムーズに拡張が行える上、機能制限なく管理ができるようになるのだ。

カメラがオフラインになると通知が届くカメラオフラインアラートを搭載。迅速な対処を実現できる。

カメラがオフラインになると通知が届くカメラオフラインアラートを搭載。迅速な対処を実現できる。

応答していないカメラを自動的に再起動してくれる。PoEポート管理で手動の再起動も可能だ。

応答していないカメラを自動的に再起動してくれる。PoEポート管理で手動の再起動も可能だ。

無償版でも管理台数&規模無制限

それでは、Omada Central Essentialsの特長をさらに深堀りしていこう。Omada Central Essentialsはアクセスポイント、スイッチ、ゲートウェイといったOmadaのネットワーク機器と、同社の監視カメラソリューション「VIGI」の監視カメラやネットワークビデオレコーダーを単一のプラットフォームで統合管理可能な、クラウドベースのコントローラーだ。全てのネットワークと多拠点に展開された大量の監視デバイスを、一つのインターフェースから管理・監視・維持できる。

従来はOmadaソフトウェアコントローラー/Omadaハードウェアコントローラーでネットワーク機器を管理し、カメラの導入がある際はクラウド型映像監視システム「VIGI Cloud VMS」を併用して運用する必要があった。しかしOmada Central Essentialsが登場したことで、ネットワーク機器もカメラも一つのプラットフォームで管理可能になったのだ。

Omada Central Essentialsは無償版のため、有償版のOmada Central Standardと比較すると管理機能に制限があるものの、管理台数と規模は無制限だ。さらに、ネットワーク上のPoE機器がフリーズした際に自動的にリブートする「PoEオートリカバリー」といった一次対応は、無償で行ってくれる。

オフライン状態の通知なども可能

では、AgileシリーズのイージーマネージスイッチとOmada Centralを連携した際のメリットを四つ紹介していこう。

まず一つ目は「簡単セットアップ」だ。カメラやネットワークデバイスを自動で識別し、ワンクリックで導入が行える。迅速な展開を実現可能だ。

二つ目は「ゼロタッチプロビジョニング」だ。デバイスのパッケージに印刷されているシリアル番号またはデバイスキーをスキャンすることで、スキャンしたデバイスを追加できる。リモートでネットワークを事前に設定しておくことで、現地での作業要員の削減が行えるのだ。設定作業の手間や時間を軽減し、業務効率化に役立ってくれる。ただしゼロタッチプロビジョニングは、セキュリティ上の配慮からセキュリティカメラとネットワークビデオレコーダーでは利用できない。ネットワークデバイスのみでの対応となる。

三つ目は「カメラオフラインアラート」だ。ネットワーク上に置いたVIGIのカメラがオフラインになった場合、接続したデバイスの追加・構成・監視・制御などができるアプリ「Omada Guard」やWeb管理画面に通知が届く。オフライン状態を長時間放置してしまうことがなくなり、迅速な対処を実現可能だ。

四つ目は「リモートでのカメラの再起動」だ。この機能は、ネットワークカメラがフリーズした場合、自動的に再起動をかけてくれるPoEオートリカバリーの強化版だ。デバイスのオンライン状態をリアルタイムで監視し、異常を検知すると自動的にPoEの電源オフと再起動を試みる「IntelliRecoverテクノロジー」が、応答していないカメラを自動的に再起動する。そのほか、各ポートの給電状態などを制御・管理する「PoEポート管理」から、カメラを手動で再起動することも可能だ。

無償版のOmada Central Essentialsでも管理台数&規模が無制限で、ネットワーク機器とカメラ・ネットワークビデオレコーダーを一つのプラットフォームで管理可能なOmada Central。ニーズに合わせてOmada Central Essentials、もしくはOmada Central Standardを柔軟に選択可能な本製品を提案し、顧客のネットワーク環境を快適にしよう。

※ Omada Central Standardはデバイスごとにライセンス費用がかかる。

Omada Central EssentialsとStandardの違い