ケーブル特性を考慮した設計と雷サージ対策で
校内ネットワークを安定した高速環境に
XAシリーズ/AIRRECT AP-7410
パナソニックEWネットワークス
教育現場では、デジタル教科書の本格導入や全国学力テストのオンライン化が進み、多数の端末が同時に接続しても通信が途切れない高速・大容量なネットワーク環境が不可欠となっている。一方で学校には落雷リスクを伴う屋外など、ネットワーク機器にとって過酷な環境が多い。そのため、こうした厳しい設置環境に耐え得る強靭さが強く求められている。これらの課題を解決するのがオール10Gスイッチ「XA」シリーズだ。本記事では、XAシリーズと組み合わせて使える無線アクセスポイント「AIRRECT AP-7410」についても併せて紹介する。
止めないネットワークで運用負担を軽減
「XA」シリーズは、10Gダウンリンクに対応し、全ポートで10G通信が可能なスイッチングハブだ。本シリーズは、10kV雷サージ耐性と「PCレスPoEオートリブート」機能によって、ネットワーク停止を最小限に抑える運用を実現する。
まずは、10kV雷サージ耐性について見ていこう。国際基準「IEC61000-4-5」のLevel4(水準値4kV)から約2.5倍に雷サージ耐性が向上しており、落雷による機器故障リスクを大幅に低減できる。さらにXAシリーズは、AC電源側だけでなく、LANポート側にもサージ防護デバイスを搭載している。これにより、屋外に設置された機器が受けた誘導雷が、LANケーブルを介してスイッチングハブを故障させるリスクを低減する。
続いてPCレスPoEオートリブート機能について見ていこう。本機能は、PoE受電機器のフリーズを自動検知し、該当ポートの給電をオン/オフすることで機器を自動復旧させる仕組みだ。現地での手動対応を行うことなく復旧が可能となり、ネットワーク停止時間の短縮と運用負担の軽減を実現する。
万一の故障時には「USBブート」機能が有用だ。予備機へUSB-Aメモリーを挿入して起動させるだけで、設定やファームウェアを即座に復元できる。PCレスで迅速なネットワークの復旧が可能だ。
AIRRECT AP-7410
静音×施工性で現場の設置制約を解く
XAシリーズは設置の自由度が高い点も特長だ。外気温や給電容量といった条件を基にファンの回転数を自動制御する「オートファンコントロール」機能を備えている。静音性が求められる職員室や執務室などでも、ファンノイズを気にすることなく設置できる。
10G通信にはCat6Aケーブルが必要となるが、Cat5eケーブルと比べて太く、曲げにくい構造であるため、限られたスペースでは無理に曲げてしまうといった課題があった。ケーブルを無理に曲げてしまうと、通信品質の低下やケーブルの劣化、破損につながる恐れがある。こうした課題を解決するために開発されたのが、ラック扉の設計を工夫した19インチラックマウント金具だ。従来通りの取り付け方法に対応しつつ、Cat6Aケーブルに十分な可動域を確保できるため、通信品質の維持とケーブル保護の両立が可能だ。
XAシリーズと組み合わせて使える無線アクセスポイントとして、「AIRRECT AP-7410」がある。AIRRECT AP-7410はWi-Fi 7に対応しており、Wi-Fi 6と比べて大幅な高速化と低遅延通信を実現する。さらに、複数の帯域で同時送受信を行う「Multi Link Operation」を備えているため、一つの周波数帯が利用できない場合でも、他の帯域で通信を継続できるのだ。
パナソニックEWネットワークスでは、落下試験や衝撃試験といった評価を実施の上、耐久性にこだわって製品を開発している。こうした品質へのこだわりによって製品を安心して使い続けられるのだ。また、サポート窓口が海外にある製品では、保守対応に時間を要し、現場復旧が遅れるケースも少なくない。同社では、国内に保守サポート拠点を設けているため、迅速な現場復旧が可能だ。
XAシリーズとAIRRECT AP-7410は、校内のネットワークを強固かつ高速にしてくれる。
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