製品情報/Meraki
Cisco Meraki 文教向けソリューション

GIGA スクール構想 第2期に向けて
文部科学省が 2019 年(令和元年)から進めている GIGA スクール構想では、「校内通信ネットワークの整備」「児童生徒一人一台端末の整備」を実現し、ICT を利用した創造的な教育環境の実現を目指しています。その後「家庭でのオンライン学習環境の整備」や「校務 DX」(教職員の働き方改革)の取り組みも進み。2024 年度(令和 6 年度)からは端末の更新が始まるなど、いわゆる第 2 期に入っています。
2024 年 1 月には「教育情報セキュリティポリシーのガイドライン」が改訂され、クラウドサービスの活用を念頭に置いたセキュリティ対策の重要性などが追記されています。
GIGA スクール構想 第 2 期に向けて取り組むべき課題


効率的に運用できるネットワーク環境の整備
ネットワークにまつわる懸念や課題
機器の運用管理
校内ネットワークの構築、運用では、ルータや無線 LAN アクセスポイントなどの機器が多数になり、設定や管理の負担が大きくなりやすい。
通信環境の維持
インターネットへアクセスする際にデータセンターを経由する仕組みが多く用いられており、アクセスの集中による過負荷で通信速度が低下してしまうことがある。
Cisco Meraki ソリューションで解決しましょう

一括管理と可視化
Cisco Meraki ソリューションは、数百台規模であっても、ネットワークにつながっているすべての機器をダッシュボード画面で一括管理できます。アプリケーションやネットワークの利用状況も、ダッシュボード画面で可視化可能です。

設定作業を自動化
機器にケーブルを挿すだけで設定などを自動的に適用できる(ゼロタッチプロビジョニング)ので、設置や交換の負担も少なくて済みます。

通信速度を安定化
データセンターを介さずに、校内ネットワークから直接インターネットへアクセスできる(ローカルブレークアウト)環境とすることで、接続のボトルネックを解消し、安定した通信環境を得られるようになります。

Cisco Meraki ソリューションは
GIGA スクール構想で多数の採用実績があります
「3つの対策」によるセキュリティの強化
セキュリティの懸念や課題
なりすましと不正アクセス
ユーザの認証は ID とパスワードが一般的だが、情報漏えい事故の多くはパスワードの漏えいが原因とされており、校内の情報資産に不正にアクセスされてしまう危険性がある。
学外ネットワークの使用
児童生徒が端末を持ち帰って使う場合、自宅などセキュリティが脆弱なネットワーク利用することになるため、不正サイトへのアクセスやマルウェア感染などのリスクがある。
マルウェアの感染
授業中や自宅で端末を利用中に危険な Web サイトへアクセスして感染してしまい、その端末を踏み台にされて校内ネットワークへのさらなる感染拡大や、ID/パスワードや成績データなどを盗まれてしまう恐れがある。
シスコのセキュリティソリューションが解決します

ユーザー認証を強化
ID/パスワードによる認証に加えて、デバイス認証や指紋認証など別の認証方法を組み合わせた多要素認証で、ユーザのなりすましと不正アクセスのリスクを抑えられます。
Cisco Duo なら、多要素認証に加えてシングルサインオンにも対応しており、煩雑なパスワード管理の手間もなくせます。

不正サイトをブロック
不正サイトや禁止したカテゴリの Web サイトへのアクセスをブロックするセキュリティ対策として、DNS セキュリティがあります。
Cisco Umbrella はクラウド型サービスであり、学内/学外を問わず、端末の利用場所やネットワーク環境に依存せずに安全な Web サイト利用を実現します。

未知の脅威に備える
既知のマルウェア感染を防ぐ(EPP)だけでなく、未知のマルウェアも検知して影響範囲を把握し、対策を講じる(EDR)ことが重要です。
Cisco Secure Endpointは、ダッシュボード画面で端末全体を可視化し、マルウェアの侵入経路の特定や感染範囲の把握を速やかに行えます。
児童生徒と教職員の ICT 活用を守る
シスコのクラウド型セキュリティソリューション
まずは 3 つの対策を進めましょう
文部科学省が公開しているセキュリティガイドラインでは、「端末や利用場所を問わない、クラウドサービスを利用する」ことを念頭に置いた、強固なアクセス制御によるセキュリティ対策※(ゼロトラストセキュリティ)について触れています。
まずは、上記の 3 つの対策を早急に進め、より高度な対策へと段階的に取り組むことをお勧めします。
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文部科学省「教育情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」 (令和 6 年 1 月版)
「GIGA スクール構想の下での校務 DX について~教職員の働きやすさと教育活動の一層の高度化を目指して~」
(令和 5 年 3 月 8 日)
関連製品
GIGA スクール構想 第 2 期で要件となっている端末管理機能(MDM)を実現するソリューションです。
端末のさまざまな OS をサポートしており、利用状況に応じて最適な環境を実現できます。
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