Cisco Meraki MR36(上)とCisco Meraki MR57(下)
						
							多拠点をクラウドで一括管理
セキュリティも通信不良も一気に解決
						
						
					
						
						
							
							
							
							Cisco Meraki
シスコシステムズ
						
						
						
					
						
						
						
							昨今のIT環境の運用管理においては、ハイブリッドな働き方など業種や従来の価値観にとらわれず安定したネットワーク環境を整備することが重要だ。すでにネットワーク環境を配備している企業であっても、通信不良や通信異常が起きたら工数をかけずに復旧できるようにしておきたい。そうしたネットワークの網羅的な監視と運用管理に対して、シスコシステムズのネットワーキングソリューション
「Cisco Meraki」を提案したい。
							
							
							
						
						
					
機器の管理をクラウド上で一つに集約
「Cisco Meraki」は、クラウドで管理できるネットワーキングソリューションだ。管理対象は、アクセスポイント、セキュリティアプライアンス、イーサネットスイッチ、モバイルデバイス、セルラーゲートウェイ、IoTセンサーなどがあり、本社、支社、従業員の自宅など、ネットワークの規模や設置場所を問わず、あらゆる組織でシンプルなIT管理を実現する。全てクラウドで一元管理するため、IT管理者に今までにない優れた可視性と管理性を提供する。また、クラウドで事前設定、現場では機器開封してケーブルでネットワークにつなぐだけのゼロタッチ導入が可能だ。また、Cisco MerakiではオープンAPIをサポートしている。例えばデバイスの位置情報などのネットワークから得られるデータを活用して、ビジネスの目的に合わせてカスタマイズしたソリューション(アプリケーション)を迅速に開発および購入できる。
柔軟でセキュアなCisco Merakiダッシュボード
						
						
						
							Cisco Merakiのネットワークおよび各製品は、クラウド管理プラットフォームである「Cisco Meraki ダッシュボード」からの一元管理に対応する。豊富な機能を備えながらもシンプルかつ直感的で使いやすい日本語対応ダッシュボードとなっている。本ダッシュボードにより、運用コストを削減しつつさまざまなITインフラ課題の迅速な解決をサポートする。管理に当たって、管理用ハードウェアやソフトウェアのインストールは不要だ。Webブラウザーからアクセスできる管理画面をクラウドサービスとして提供しているため、インターネットに接続できる環境さえあれば、どこからでも設定・監視が可能だ。また、豊富な機能を備えながらもCLIやターミナルなど、コマンド入力が不要で分かりやすい日本語に対応したGUIで操作ができ、直感的に使える管理ツールとなっている。
複数のデバイスやネットワークを一括設定および変更できるテンプレート機能や、リモートトラブルシューティングを実現する機能を備えている。ファームウェアやセキュリティはインターネット経由で簡単にアップデート可能だ。ネットワーク管理者の負担を軽減する設計だ。
							
							
							
						
						
					
Cisco Merakiのセキュアなクラウド運用のイメージ
						
					シンプルなネットワーク運用とSASEに対応
						
						
						
							それでは、実際の製品群を紹介していこう。無線LANアクセスポイントの「Cisco Meraki MR」シリーズでは、迅速な導入とシンプルな管理や可視性を実現する。ネットワークの規模や場所を問わず単一のダッシュボードで一元管理できる。Merakiダッシュボードを通じて、帯域利用量やクライアントの接続状態、地図上でおおよその設置位置を確認可能だ。また、アプリケーションの可視化とアクセス制御をアクセスポイントの標準機能で提供可能となっており、業務に必要な通信を優先できる。また、フロアマップに端末の位置情報やヒートマップを表示することが可能だ。Wi-Fi端末の位置情報を自動分析し、来店者数、滞在時間などマーケティング情報としての活用にも役立つ。
「Cisco Meraki MS」シリーズは導入から運用管理、拡張まで、全てがシンプルなクラウド管理型スイッチとなる。ネットワークを隅々まで可視化するネットワークトポロジー(ネットワーク構成)の自動作成に対応している。これにより、機器導入時の担当者がいなくなってもネットワークのブラックボックス化の防止が可能だ。「Cisco Meraki MX」シリーズは、WAN接続(PPPoEなど)やルーティングから、VPN、次世代ファイアウォールなどのセキュリティ機能を統合したセキュリティアプライアンスだ。アプリケーションファイアウォール、IPS、アンチマルウェア対策などのセキュリティ機能だけでなく、SD-WANを含むネットワーク機能とアプリケーション制御機能を1台で提供可能だ。通常高度な知識が必要とされるサイト間VPNを、数回のクリックで設定し、自動的に構成できるのが魅力だ。
Cisco Meraki MXのSD-WANテクノロジーは、通信の最適化とセキュリティを両立するための高度な技術を備えている。最大の特長は、WAN回線の品質をリアルタイムで監視し、常に最適なVPN経路を選択することで、安価なインターネット回線でも専用線やIP-VPNに匹敵する高品質な通信を実現できる点だ。さらに、Meraki MXはシスコシステムズが提供する強固なセキュリティ機能を統合しており、セキュリティを犠牲にすることなく安全なローカルブレークアウト(拠点から直接インターネットアクセス)を実現する。全てのインターネット宛トラフィックを安全にローカルブレークアウトできるほか、プロトコルや宛先IPアドレス、ポートを静的に指定して特定の通信のみをブレークアウトすることも可能だ。また、アプリケーションベースのローカルブレークアウトにも対応しており、Merakiダッシュボードのリストからアプリケーションを選択するだけで簡単に設定できる。
「Cisco Secure Connect」は、シスコシステムズのネットワーキングとセキュリティ機能を統合したSASE ソリューションだ。同一メーカーでネットワーク・セキュリティを完結可能となっており、Merakiダッシュボードでネットワーク機器およびクラウドセキュリティを一元管理することで運用工数を減らすことができる。社外端末は直接クラウドと通信するため、社内LANの負荷をかけず安全にインターネットへの通信が可能だ。処理の重い最新のセキュリティ機能も全て一つのクラウドサービスで提供する。さまざまな場所でネットワークやアプリケーションを利用するユーザーに対して、安全なリモートアクセス環境とインターネットアクセス環境を実現し、セキュリティと生産性を同時に高められる。主なセキュリティ機能としては、「DNS レイヤ セキュリティ」や「クラウド配信型ファイアウォール」「ゼロトラストネットワークアクセス」(ZTNA)といった機能を提供している。また、UTM機能をクラウドサービスで提供するため、最新ファームウェアとパッチの自動バージョンアップが可能で、運用管理の工数を削減できる。
多様な通信環境が想定されたCisco Meraki の製品群は、顧客の要望に合ったネットワーク機器の提案に最適なネットワークソリューションだ。
							
							
							
						
						
					
										
									サマリーレポートでは、ネットワークの利用情報をさまざまな角度から把握可能だ。
										
									「スマート閾値」に基づく接続異常検知など、随所でAI/MLを活用する「ワイヤレスヘルス」機能を新たに搭載している。
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