PC-Webzine2025年11月号広告特集 アイ・オー・データ機器

人手不足により、従業員の業務負荷が大きくなっている企業は少なくない。解決に向けては人員の採用のほか、業務効率化も重要になる。特に機器の運用管理は、一括で実施可能な環境を整えなければ、担当者が大きな負担を抱え続けることになるのだ。そこでお薦めしたいのが、アイ・オー・データ機器が提供するLTE（M2M）ルーター「UD-LT2」だ。

LTE（M2M）ルーターの「UD-LT2」は、固定回線が引けない場所に4G／LTEのSIM回線を利用してネットワーク環境を構築できる製品だ。NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルの各種大手キャリアのSIMに対応するため、顧客が希望する回線を使ってインターネット接続が行える。フレッツ光などの固定回線にも対応するため、ハイブリッドを生かした回線冗長化にも利用可能だ。

そしてUD-LT2は、マイナス20～60度の広温度範囲対応を実現している。これにより、温度変化の大きい工場内に設置した機器や、産業用機械への組み込みもできるのだ。ほかにも、自動販売機をはじめとした機器の遠隔監視でも活用が行える。ただし本体は防水・防塵非対応のため、基本的には屋内利用が前提だ。屋外の場合は、機器の中に組み込んでの利用が想定されている。

M2Mルーターの設置で不安な点といえば、通信障害だろう。UD-LT2は何らかの通信障害が発生した際、LTEモジュールのリセットや本体の再起動を行って通信の復旧を試みる「リンクリカバリ」に対応している。スケジュール設定によって定期的なリセット・再起動も可能なので、安定稼働を実現するのだ。

マイナス20～60度の幅広い温度に対応するため、温度変化が大きい環境にも設置可能だ。
工場内の機械に組み込めば遠隔操作、屋外の電源制御盤に組み込めば遠方からの機器点検、
屋外のデジタルサイネージに組み込めば複数拠点のコンテンツ一斉切り替えといったメリットを得られる。

UD-LT2を設置しても、本製品の管理に手間がかかったら業務負担が増えてしまう。そこでUD-LT2は、同社が提供するマルチデバイス管理サービス「I-O DATA Device Management」（IDM）に対応する。IDMでは複数のUD-LT2について、遠隔から稼働状況の確認や再起動、ファームウェア更新※が行えるのだ。現地に人が出向かずに運用・保守を実施でき、業務効率化に役立つ。

加えて、UD-LT2を電波が届きにくい場所に設置する際に活用できる製品として、別売のLTE延長アンテナ「UD-ANT2」がある。
UD-ANT2は「IP56」相当の防塵・防水仕様で、屋外でも安心して使える。マグネットでの取り付けや両面テープでの固定に対応するため、簡単な設置で電波の届きにくさを解消可能だ。

設置場所が狭くUD-LT2の取り付けが難しい場合は、同社のコンパクトなLTE USB ドングル「UD-USC1」がお薦めだ。UD-USC1は、
PCやタブレット、小型のシングルボードコンピューター「Raspberry Pi」といったIoTデバイスのUSBポートに差し込むことでモバイルデータ通信を実現する。IP56相当の防塵・防水性能を備えているため、顧客の設置場所の希望によって、UD-LT2かUD-USC1の適した方を薦めると良いだろう。

UD-LT2を使えば、顧客は産業機器をはじめとした自社の機器を、遠隔から監視＆操作できる。現地に人が出向くことなく管理が行えるので、人手不足による業務負荷の軽減の実現に寄与するのだ。

※本製品は24時間ごとに定期通信を行い、遠隔からの再起動およびファームウェア更新は定期通信に合わせるため最大1日間要することがある。
実行時間は定期通信のタイミング、または自動的に最適なタイミングで行われる。